骨盤の歪みとは

正常な骨盤の状態は股関節がしっかり伸びきった状態で腸骨と大腿骨の軸が真っ直ぐな状態となります。

骨盤が歪んだ状態とは仙骨が前に倒れたり、腸骨・座骨が捻れたり上下したりなどの状態で筋肉などにより固定・定着した状態を言います。

特に歪んだ際に多い骨盤の形として仙骨の前傾・左腸骨は上がり内側に閉じる・右腸骨は下がり外側に開くので、骨盤が前に倒れ上下にねじれ片側が開き片側が閉じるようにアンバランスに歪む状態がほとんどです。

簡単に言うと骨盤が前に倒れ、左が上がって開き右は閉じて下がりやすいです。

後傾とは腸骨が大腿骨の軸より後ろに行かなければ後傾とは呼べず、よほど股関節が緩すぎるか、骨折や脱臼をしないと腸骨がその場所に歪むのは不可能です。

ほとんどの人が自分は骨盤が後継していると誤認してしまっています。

首こり・肩こり・腰痛・ぎっくり腰・すべり症(腰椎分離症)の痛みの原因になるケースがとても多く

腸が骨盤に後ろから圧迫されるせいで腸同士が強く押し合い、長い期間その状態が続くと腸の膜同士が癒着してしまい腸の動きの邪魔をしてしまいます。

腸が動きにくくなり脂肪は燃え辛くなり腸に脂肪が溜まりやすくなるせいでお腹周りが太って見えやすく、腸が動きにくくなると言うことは便通も悪くなるので下痢や便秘の原因となりやすいです。

骨盤が歪む事によって腸が押し出され太ってみえ、腸の動き・働きが低下するので脂肪がつきやすく下痢・便秘・冷え症・むくみやすくなるなどの悪影響が出現しやすくなります。